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リーガルハイ 高視聴率の理由を徹底検証! [テレビ]

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ドラマの平均視聴率がおよそ9%~15%という中で、平均18.88%という高視聴率を記録するリーガルハイ。今日はその魅力と高視聴率の理由を探っていきたいと思います。

リーガルハイの見どころは、なんといっても堺雅人さんの、まくしたてながらも引き込まれ、時には感動させられ、笑わされる、その強烈な演技力にあります。

正直なところ最初は、予告で見た時に、髪型のコミカルさから、「くだらなそうだな」と思いました。
でも、実際に見てみると、これが面白くて仕方がない。

とにかくテンポがハンパじゃなくいいんです!全然飽きないですし、毎回毎回、一気に見終わってしまうんです。
時の経つのが早く感じることがその面白さを物語っています。

しかも、「なるほど!!」とうなずいてしまう内容も多々あり、コメディではあるのですが、考えさせられる内容も数多くあります。

私がこのドラマから学んだことは、人に対する自分の思いや考え、哲学などの「伝え方」です。
人に指導したり、自分の気持ちを伝えるような仕事をなさっている方は絶対に見るべきです。
リーガルハイ.JPG

人の会話は3分の1が他人のうわさ話、3分の1が性的な話、残りの3分の1が本当に必要な話と言われています。
例えば30分会話をすると、本当に重要な話が出来るのはわずか10分ということになります。

さらに、人は自分が話す時間を7割、相手を3割くらいにしたがる傾向にあると言われますから、「話し上手は聞き上手」を体現しようとすると、自分が話せる時間はたったの3分、つまり、総会話時間の10分の1ということになります。

では、このわずか10分の1の時間で、自分の想いや考えを伝えるにはどうすればいいのか?
そのポイントは、メラビアンという心理学者が提唱した、「メラビアンの法則」がヒントになります。

メラビアンの法則は、人が人を説得する際に影響を与えるものの比率を表しており、内容は
話の内容 ・・・ 7%
声の抑揚や強弱 ・・・ 38%
ボディランゲージ ・・・ 55%
という構成になっています。

事実、どれほど感動する映画でも、演技力のない人間が演じると感動出来ないはずです。
すなわち、話の内容が全てではないということです。

リーガルハイはこの「メラビアンの法則」を完全に実証しているドラマだと思います。
特に、声の抑揚・強弱、そしてボディランゲージという最高の演出は、営業マン等、人とのコミュニケーションの機会が多い方には大変勉強になると思います。

どんな話でも、大切なのは「話の内容よりも、話し方」。
ワクワクする話ならワクワクしながら話さなければなりませんし、大事な話なのであれば、大事そうに話さなければなりません。

10分の1のわずかな時間で100%を伝えるには、相手の受け取り方をイメージしながら、配慮に配慮を重ねて、全身全霊で話すことです。
声の強弱・抑揚も、ボディランゲージも、狙ってやるのではなく、全身全霊で話すことで自然に出てくる、だから伝わるのだと思います。

そのやり方のテキストともいえる「リーガルハイ」。
是非おすすめです。見方によっては「ただのコメディ」から「コミュニケーションにおいての最高のバイブル」になると思います。

少し話がそれますが、人はひとりでは生きられません。
着ている服にしろ、食事の原材料にしろ、移動手段にしろ、必ず何かしら人とつながっています。
コミュニケーションゼロで生きていくのは限りなく不可能に近いと思います。
ということは、誰しもがコミュニケーションに対する勉強は少なからずする必要があるのではないでしょうか?

打算的なコミュニケーションから生まれた関係は簡単に崩れますから、感情を込めて話すということはどういうことなのか、そうすることでどういう効果が生まれるのか、是非体感してみて下さい。
きっと「見てよかった!」となると思いますよ(^-^)



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